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第一種電気工事士の試験対策を始めるとき、まず悩むのが「どのテキストを選ぶか」という問題です。書店やネットには多くの参考書が並んでいますが、自分の状況に合ったものを選ぶことが合格への第一歩です。
この記事では、2026年版として第一種電気工事士の試験対策に適したテキスト・参考書を厳選して紹介します。
テキスト選びの3つのポイント
1. 第二種との差分を丁寧に解説しているか
第一種は第二種の上位資格です。「高圧受電設備・自家用電気工作物・需要率・力率改善」など、第二種にはない分野の解説が充実しているかを確認しましょう。
2. 最新年度の試験に対応しているか
電気設備の技術基準や試験制度は変更されることがあります。できる限り最新年度に対応した版を選ぶことが重要です。
3. 図・イラストが豊富か
高圧受電設備の機器構成や複線図など、図で理解しないと頭に入らない分野が多いです。図解が充実しているテキストを選びましょう。
学科試験対策のおすすめテキスト
1. 「第一種電気工事士筆記試験完全解答」(オーム社)
特徴
- 過去10年分の過去問を収録した解答集
- 分野別・年度別の両方の索引が充実
- 解説が丁寧で、計算問題のプロセスも明記
こんな方に向いています
第二種の学習経験があり、過去問中心に効率よく学習したい方。解説の豊富さは業界トップクラスです。
2. 「第一種電気工事士学科試験テキスト&問題集」(翔泳社)
特徴
- テキストと問題集が一冊にまとまった総合型
- 重要用語がカラーで強調されていて視覚的に覚えやすい
- 第二種との差分となる「高圧受電設備」章が充実
こんな方に向いています
一冊で体系的に学びたい方、電気の知識がやや少なめの方に最適です。
3. 「第一種電気工事士過去問題集」(電気書院)
特徴
- 最新7〜10年分の過去問を年度別に収録
- 各問題に難易度表示あり
- 詳細解説付きで間違えた問題の復習がしやすい
こんな方に向いています
過去問演習を軸に学習する方。解説の詳しさが他書に比べて際立っています。
技能試験対策のおすすめテキスト
4. 「第一種電気工事士技能試験候補問題テキスト」(オーム社)
特徴
- 当年度の候補問題に対応した最新版が毎年刊行
- 作業手順を写真で解説
- 施工上の注意点・欠陥基準が明記
こんな方に向いています
技能試験の候補問題を一から丁寧に練習したい方。写真解説が分かりやすく、独学向きです。
5. 「第一種電気工事士技能試験完全解答」(オーム社・技能版)
特徴
- 複線図の書き方から施工手順まで段階的に解説
- 「欠陥になる例・ならない例」が写真付きで比較解説
- 時間短縮のためのコツ・技法も収録
こんな方に向いています
第二種の技能試験を経験済みで、第一種固有の複雑な配線パターンを重点的に練習したい方。
合わせて使いたい無料教材
テキスト・参考書を購入する前に、以下の無料リソースも確認しておきましょう。
| リソース | 内容 | URL |
|---|---|---|
| 電気技術者試験センター公式 | 過去問・候補問題のPDFを無料公開 | https://www.shiken.or.jp/ |
| setsucan予想問題 | 当サイトで分野別の予想問題を無料公開 | /practice |
公式の過去問は無料でダウンロードできます。有料テキストと公式過去問を組み合わせることで、コストを抑えながら効果的に学習できます。
テキストの活用法
学科テキストの使い方
- 最初は全章をざっと通読する(詳細を覚えようとしない)
- 過去問を解いて間違えた分野をテキストに戻って復習
- 同じテキストを3周する(1周目は全体把握、2周目は理解重視、3周目は速読チェック)
技能テキストの使い方
- 候補問題の複線図を暗記する(テキスト見ながらで可)
- 実際に電線・器具を使って配線を一通り練習する
- タイムを計りながら全候補問題を繰り返し練習する
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まとめ
第一種電気工事士のテキスト選びは、自分の学習スタイルと現在の知識レベルに合わせることが重要です。
- 過去問中心に効率学習したい → オーム社の過去問完全解答
- 体系的に一冊で学びたい → 翔泳社のテキスト&問題集
- 技能試験は写真付きで手順を確認したい → オーム社の技能試験候補問題テキスト
テキスト選びに迷ったら、まずは書店で実物を手に取って確認することをおすすめします。また、setsucanの無料予想問題も学習の参考にご活用ください。
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監修・執筆
setsucan 編集部
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