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衛生管理者の独学で最も悩むのが「どのテキストを選ぶか」という問題です。書店に行くと複数の出版社から参考書が出ており、どれが自分に合うか判断しにくいですよね。
この記事では、衛生管理者試験に合格するためのテキスト選びのポイントと、定評のある参考書の特徴を解説します。
テキスト選びの3つのポイント
テキストを選ぶ際に確認すべき点は3つです。
1. 最新の法改正に対応しているか
衛生管理者試験は労働安全衛生法などの法令に基づく試験です。法改正が頻繁に行われるため、最新版(2025年〜2026年対応)のテキストを選ぶことが重要です。古い版では出題内容と異なる情報が記載されている可能性があります。
2. 解説がわかりやすいか
有害業務に関する科目は化学・物理の専門知識を前提とした解説が多く、初学者には難しい場合があります。図解やイラストが豊富で、専門外の方でも理解しやすいテキストを選ぶと学習効率が上がります。
3. 問題演習が充実しているか
衛生管理者試験は「問題ファースト」の学習が効果的です。テキスト単体だけでなく、練習問題・過去問が含まれているか、または別冊問題集とセットで使えるかを確認しましょう。
おすすめテキスト5選
1. 衛生管理者試験 テキスト&問題集(中央労働災害防止協会)
特徴
- 中央労働災害防止協会(中災防)が発行する公式に近い位置づけのテキスト
- 法改正への対応が迅速で信頼性が高い
- 図解・表が多く、法令の全体像を把握しやすい
こんな方に向いている
- 正確な情報を重視したい方
- 初学者で法令の全体像から理解したい方
注意点
- やや厚みがある(ボリューム多め)
2. ユーキャンの衛生管理者テキスト&問題集
特徴
- フルカラーで視覚的にわかりやすい
- 重要ポイントのまとめ方が工夫されており、忙しい社会人でも読み進めやすい
- 第一種・第二種両対応版あり
こんな方に向いている
- 見やすさ・読みやすさを重視する方
- スキマ時間に少しずつ進めたい方
注意点
- 有害業務の専門的な解説はやや薄い場合がある
3. 第1種衛生管理者 過去問+予想問題集(TAC出版)
特徴
- 問題演習に特化した構成
- 過去問・予想問題を多数収録し、解説が詳しい
- テキストと組み合わせて使うと高い効果を発揮
こんな方に向いている
- 「問題ファースト」の学習スタイルが合う方
- 既にある程度の基礎知識がある方
注意点
- テキストとしての解説は少ないため、単独使用には向かない
4. 衛生管理者合格テキスト(成美堂出版)
特徴
- コンパクトにまとまっており持ち歩きやすい
- 重要ポイントを絞り込んだ構成
- 過去問分析に基づいた頻出テーマに絞った解説
こんな方に向いている
- 短期集中で合格を目指す方
- ある程度知識があり、ポイント確認として使いたい方
注意点
- 網羅性よりも頻出度を重視した構成
5. 衛生管理者 一問一答問題集(オーム社)
特徴
- 一問一答形式で隙間時間に使いやすい
- 各問題に詳しい解説が付いており、知識の定着に効果的
- スマホアプリ版との連携が可能な出版社もある
こんな方に向いている
- 通勤時間・昼休みなどスキマ時間を活用したい方
- 繰り返し演習で定着させたい方
注意点
- 体系的な理解より反復暗記向け
第一種・第二種で選び方は変わるか
基本的なテキストの選び方は共通ですが、第一種受験者は有害業務(労働衛生・関係法令の有害業務分野)のカバレッジが十分かどうかを確認してください。
第二種のみを受験する場合は、第二種専用のテキストを選ぶと不要な内容が少なくシンプルに学習できます。ただし「将来的に第一種も取りたい」という方は、最初から第一種対応のテキストで学習するほうが効率的です。
テキストは1冊に絞るべきか
複数のテキストを並行して使うと、情報が散漫になり学習効率が下がります。メインテキスト1冊+問題集1冊の組み合わせを基本として、足りない部分だけ他の資料で補う形が最も効果的です。
当サイトでは無料で予想問題・用語集を公開しています。問題演習の補助として活用してください。
まとめ
- テキスト選びの鍵は「最新版対応」「解説のわかりやすさ」「問題演習の充実」の3点
- メインテキスト1冊と問題集1冊の組み合わせが基本
- 第一種受験者は有害業務分野のカバレッジを必ず確認する
- 最新の法改正に対応した版(2025〜2026年対応)を選ぶ
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監修・執筆
setsucan 編集部
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