目次
第二種電気工事士の教材を探すと、たくさんの本が出版されていて迷ってしまいます。「どれを選べばいいのか」という疑問に答えるため、目的別のおすすめテキストをまとめました。
注意:書籍は毎年新版が出るため、購入時に最新版(令和8年度または2026年度対応)であることを必ず確認してください。
テキスト選びの基準
テキストを選ぶときに重要なポイントは以下の3点です。
1. 試験年度に対応しているか
電気設備技術基準の改正や、試験制度の変更に対応した最新版を使う必要があります。古いテキストは出題傾向が変わっていたり、法令が変わっている可能性があります。
2. 自分の理解レベルに合っているか
- 電気の知識ゼロの方:図解が多く、入門的な説明があるテキスト
- 電気の基礎知識がある方:ポイント解説中心のコンパクトなテキスト
- 得点に直結させたい方:過去問中心の問題集
3. 学科用・技能用を揃えているか
技能試験は学科テキストだけでは対策できません。施工手順の写真・欠陥基準が記載された技能試験専用テキストが必要です。
おすすめテキスト5選
1. すい~っと合格(ユーキャン)シリーズ
カテゴリ:学科テキスト(初学者向け)
特徴
- 専門用語をわかりやすく解説。電気知識ゼロからでも読める
- イラスト・図解が豊富で視覚的に理解しやすい
- 重要ポイントが「まとめ」として整理されている
- 練習問題が各章に掲載
こんな人に向いている
- 電気の知識がまったくない
- テキストを読みながらコツコツ勉強したい
- 独学のメインテキストとして1冊で学習したい
2. 第二種電気工事士 筆記試験標準解答集(オーム社)
カテゴリ:過去問集(年度別)
特徴
- 過去10年分以上の問題を収録
- 解答解説が詳しく、なぜその答えになるかが理解できる
- 年度別に問題が並んでいるため、本番形式での実力確認に最適
こんな人に向いている
- テキストで一通り学んだ後の実力確認をしたい
- 本番に近い形式で練習したい
- 解説の詳しい過去問集を使いたい
3. 第二種電気工事士学科試験分野別問題集(電気書院)
カテゴリ:分野別問題集
特徴
- 分野ごとに問題が整理されているため、弱点集中練習に最適
- 「電気理論」「配線図」「法令」など分野ごとに取り組める
- 解説が簡潔で、問題→解説の繰り返しが効率的
こんな人に向いている
- 弱点分野を集中的に補強したい
- 分野別に対策を進めたい
- 年度別問題集と組み合わせて使いたい
4. 第二種電気工事士技能試験候補問題丸わかり(オーム社またはTAC出版)
カテゴリ:技能試験テキスト
特徴
- 候補問題13種すべての施工手順を写真付きで解説
- 欠陥判定基準が明確に記載
- 複線図の書き方が丁寧に解説されている
- 寸法の目安・施工時間の参考値が記載
こんな人に向いている
- 技能試験の対策を始めたい
- 施工手順を写真で確認したい
- 独学で技能試験を突破したい
5. 第二種電気工事士スマート問題集(スタディング等アプリ・デジタル教材)
カテゴリ:デジタル教材・アプリ
特徴
- スマートフォンで隙間時間に学習できる
- 正誤記録から弱点問題を自動で出題
- 解説動画で学科の概念を理解しやすい
- 年度更新が早く、最新の出題傾向に対応
こんな人に向いている
- 紙のテキストより画面で学びたい
- 通勤・休憩時間を学習に使いたい
- 紙の教材と組み合わせて効率を上げたい
学習目的別のおすすめ組み合わせ
初学者・電気知識ゼロ
すい~っと合格(メインテキスト)
+
過去問集(年度別)
+
技能試験テキスト(技能直前期)
電気の基礎知識がある・短期間で合格したい
過去問集(年度別)をメインに
+
分野別問題集(弱点補強用)
+
技能試験テキスト
デジタル・紙のハイブリッド学習
アプリ(隙間時間の演習)
+
テキスト(週末の集中学習)
+
技能試験テキスト
テキスト購入の注意点
最新版を購入する
毎年4〜5月ごろに試験制度・出題基準の改訂を反映した新版が出版されます。2025年度版ではなく**2026年度対応版(令和8年度版)**を購入してください。
1冊で完璧を求めない
1冊のテキストですべての対策を完結させようとすると、どうしても不足が出ます。メインテキスト+過去問集の組み合わせが最低ラインです。
電子書籍の活用
CBT方式で受験する方は、電子書籍版のテキストを使って「画面で問題を解く感覚」を早い段階で身につけておくと本番で戸惑いません。
まとめ
テキスト選びのポイントをまとめます。
- 最新年度対応のテキストを選ぶ
- 初学者は図解が多いテキストから始める
- 学科対策には過去問集が必須
- 技能試験は専用テキストが必要
- アプリと組み合わせて隙間時間を活用する
setsucanの過去問解説や用語集も活用してください。テキストで学んだ知識を確認する場として、繰り返し練習できるサービスを提供しています。テキストとセットで活用することで、合格への道が近くなります。
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setsucan 編集部
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